|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 沈黙 : [ちんもく] 1. (n,vs) silence 2. reticence ・ 黙 : [しじま] 1. (adj-na,n) silence 2. stillness 3. quietness ・ 艦 : [かん] 1. (n,n-suf) warship ・ 艦隊 : [かんたい] 【名詞】 1. (naval) fleet 2. armada ・ 隊 : [たい] 【名詞】 1. party 2. company 3. body (of troops) 4. corps
やまととは、かわぐちかいじの漫画『沈黙の艦隊』に登場する架空の原子力潜水艦である。当初は米第7艦隊所属で、コードネームは「シーバット英: SeaBat 海のコウモリ」。艦長は海上自衛隊潜水艦の「やまなみ」艦長だった海江田四郎。彼を元首とする独立国「やまと」を宣言する。 == 概要 == 日本初の攻撃型原子力潜水艦(SSN)として日米の最新技術の粋を集めて建造された世界最強の潜水艦である。日本は建造に際し32億ドルの巨費をつぎ込んだにもかかわらず、所属はアメリカ第7艦隊である。コードネームはシーバット(海のコウモリ)というイソップ寓話になぞらえた日米どっちつかずを意味する蔑称だが、海江田はこの蔑称を気にもせず、音をたよりに戦う潜水艦にふさわしい艦名だとしている。現にシーウルフ級原潜「キング」と「アレキサンダー」との戦闘では、同艦水測長が「コウモリの耳はオオカミより上ですよ」と発言している。なお、シーバットの名は物語当初では各国政府および軍当局者が当たり前のように用い、「やまと」の名は海江田が公表した後もしばらくの間は乗組員一同のみしか用いなかったが、アメリカが「やまと」の独立をアメリカ海軍所属潜水艦から外す形で認めてからは段々と使われなくなった。なお、これは「やまと」の独立を認めず、アメリカ海軍所属潜水艦「シーバット」のままにしておくと、同艦がソ連海軍と交戦すれば米ソ間で戦争が起こりうる危険を回避するための政治工作である。 クルーは海上自衛隊の通常動力型(ディーゼル)潜水艦「やまなみ」乗組員で構成され、彼らはソ連原潜の脅威と自分たちの死を知らせるべく、犬吠埼で「やまなみ」をソ連ヴィクター級原潜「ロマノフ」に衝突させて圧潰沈没事故というシナリオを描き記し、その後の1ヶ月間は米ロサンゼルス級原潜「フェニックス」で訓練を受けて優秀な成績を収める。しかし、試験のための処女航海中に逃亡し、独立宣言を発して「戦闘国家やまと」を名乗る。この最強の原潜を沈めるため米ソ両海軍双方が何度も戦いを挑むが、海江田艦長の天才的操艦と百戦錬磨のクルーの力でその全てを撃沈あるいは戦闘不能に陥れ、退けている。 ニューヨーク入港後、海江田が国連総会出席で不在中に米キティホーク級空母「ジョン・F・ケネディ」の艦載ヘリから放たれた対艦ミサイルを上空から受け、大破のち沈没する。乗組員は適切な退艦行動とトラファルガー級原潜「タービュレント」による救助活動によって全員生還した。また、原子炉の緊急閉鎖に成功した結果、ニューヨーク湾の放射能汚染は防がれた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「やまと (沈黙の艦隊)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|